脱出ゲームで気づいた“本質”
みなさん、こんにちは!
スポーツメンタルコーチの押田海斗です。
先日、リアル脱出ゲームに行ってきました!
フロアごとに謎解きが用意されていて、制限時間50分以内に9つのフロアの謎を解けたらクリア。
難易度はかなり高く、ゴール率は約10%とのことでした。
私は「自分もその10%に入る!」と意気込んで挑みましたが、結果は7フロア目でタイムアップでした…。
ただ、この体験を通して、
「なぜ結果を出しきれないのか」という本質に改めて気づくことができました。
それが、今回のテーマである
“思い込み”です。
思い込みとは何か?
あなたは、「思い込み」という言葉をどれくらい意識したことがありますか?
思い込みとは、
限られた情報や過去の経験から、事実とは異なる解釈を「正しい」と信じてしまうことです。
例えば、
・A型だから几帳面だよね
・頭が良い人は全員読書が好きだよね
これらは“傾向”としてはあるかもしれませんが、
100%そうとは限りません。
それでも人は、過去の経験や周りの情報から、
それを「事実」として扱ってしまうのです。
つまり、思い込みとは、
現実そのものではなく、“自分の中で作られた現実”とも言えます。
思い込みがアスリートに与える影響
この思い込みは、アスリートにも大きな影響を与えます。
・自分は本番に弱い
・この相手には勝てない
・ミスしたら終わり
こういった思い込みがあることで、
本来の力を発揮できない選手はとても多いです。
なぜなら、思い込みは「行動」だけでなく、
・選択
・判断
・集中力
・身体の動き
にまで影響を与えるからです。
つまり、思い込みは単なる考え方ではなく、
パフォーマンスそのものを左右する要素なのです。
思い込みは悪いものではない
ただ、ここで一つ大事なことがあります。
思い込みは、悪いものではありません。
場合によっては、
「自分は本番に弱い」という思い込みが、
・準備を徹底するきっかけになる
・集中力を高める要因になる
このように、アクセルとして働くこともあります。
だからこそ重要なのは、
その思い込みが、アクセルなのか、ブレーキなのかを見極めることです。
脱出ゲームで起きた“思い込み”
実は、私が脱出ゲームでつまずいたのも、まさにこの思い込みでした。
謎解きをしていく中で、どの問題も部屋の中にヒントや手掛かりが隠されていました。
しかし、私がつまずいたフロアでは、
部屋の中ではなく、壁が扉になっていて、その先の小部屋にヒントがあったのです。
確かに、その壁には他の壁に比べてわずかな隙間があり、
押したら開きそうな違和感がありました。
しかし私は、
「ヒントはこの部屋の中にある」
という思い込みによって、
その違和感を完全に見落としていたのです。
過去の体験から思い込みは生まれる
もしこれが1問目だったら、
もっと柔軟に考えられていたと思いますし、壁の違和感にも気づけたはずです。
しかし、過去の問題での成功体験が、
私の視野や選択の幅を狭めていました。
つまり、
「これまで上手くいっていたから、今回も同じだろう」
という思い込みが働いていたのです。
結果として、思い込みによってパフォーマンスを落としてしまいました。
スポーツでも同じことが起きている
これは、スポーツの現場でも全く同じことが起きています。
・今までこれで上手くいったから、今回も同じやり方でいい
・このパターンは通用しない
・自分はこういうタイプだから仕方ない
こういった思い込みが、
あなたのプレーの幅を狭くし、可能性を制限してしまいます。
そして厄介なのは、
それに気づかないままプレーし続けてしまうことです。
思い込みは“無意識”である
ここで怖いのは、
思い込みは無意識であるということです。
自分では気づくことが簡単ではありません。
なんか上手くいかない
なんかモチベーションが上がらない
なんか楽しくない
でも原因が分からない。
この「なんとなくうまくいかない状態」は、
たった一つの思い込みによって作られていることも非常に多いのです。
人は思い込み通りの結果を出す
さらに言えば、人は
思い込み通りの行動を取り、思い込み通りの結果を出します。
だからこそ、結果を変えたいのであれば、
行動だけでなく、その前にある“思い込み”に目を向ける必要があります。
行動を変えるだけでは、根本は変わりません。
思い込みが変わらなければ、同じ結果に戻ってしまうことも多いのです。
思い込みに気づいた瞬間、現実は変わる
実際に私がサポートしている選手の中にも、
監督から「集中力がない」と言われ続けたことで、
「自分は集中力のない選手だ」という思い込みを持っていた選手がいました。
しかし、その思い込みが“事実ではなかった”と気づき、手放したことで、
1ヶ月後には怒られることがなくなり、
逆に褒められることが増えたのです。
この変化は、技術が劇的に変わったわけではありません。
思い込みが変わったことで、行動と結果が変わったのです。
思い込みとの正しい向き合い方
思い込みは、なくすものではありません。
大切なのは、
・気づくこと
・見極めること
・必要のないものは手放すこと
です。
そして、ブレーキになっている思い込みを外していくことで、
あなた本来のパフォーマンスが発揮されるようになります。
あなたはどんな思い込みを持っていますか?
あなたは今、どんな思い込みを持っていますか?
そしてそれは、
あなたのアクセルですか?それともブレーキですか?
この問いに向き合うだけでも、
見えてくるものは大きく変わります。
可能性を広げる鍵は“思い込み”
思い込みに気づいた瞬間、
あなたのパフォーマンスは一気に変わります。
磨いてきた技術を発揮できるかどうかも、
その“思い込み”に左右されているケースは非常に多いです。
今回の脱出ゲームでは、
25年間で培ってきた知識や思考力を、
たった一つの思い込みによって発揮することができませんでした。笑
しかし同時に、
「思い込み次第で現実は変わる」
ということを改めて実感しました。
自分一人で無意識の思い込みを見つけることが簡単ではないからこそ、
スポーツメンタルコーチが存在します。
あなたの可能性をメンタル面から変化させ、最大限引き出す準備をして待っています。
このコラムが、
あなたの可能性を広げるきっかけになれば嬉しいです。

